
ここでは、法事と作法に関する言葉をご説明いたします。
用語解説
法事の意味
法事とはもともとすべての仏教行事をさしていたようですが、今日では四十九日、一周忌、三回忌など亡くなった人の追善供養をするための法要を行うことを法事といっています。
祥月命日
祥月命日とは、亡くなった人の月日のことをいいます。例えばその人が11月18日に亡くなったとすれば、毎年11月18日が故人の祥月命日です。
月忌
月忌とは月ちがいの亡くなった日のことです。例えば、その人が11月18日に亡くなったとすれば毎月の18日が故人の月忌です。
四十九日
四十九日とはその人が亡くなってから七七日(なななのか)目のことで忌明け(満中陰)のことです。
初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、それぞれ七日目ごとにおつとめをし、七七日(四十九日)は大練忌の辰に当り疎かにすることはできません。
百ヶ日法要
百ヶ日法要は卒哭忌の辰に当り沙婆の人々を偲んで秘かに涕涙(ているい)し生前の罪の因縁を消滅する追善供養であります。
新盆
故人の死後、初めてのお盆を「新盆」といいます。大きな法要になりますから、僧侶・近親者を招いて営みたいものです。
またこのときの墓参は、お盆の最初の日にするようにします。
年忌法要
死後満一年たった“祥月命日”(死亡した同月同日のこと)を「一周忌」といいます。翌年(つまり二年目)は「三回忌」です。
それ以後、「七回忌」(六年目。以下、同様の数え方になる)、「十七回忌」「三十三回忌」「五十回忌」とつづき、その後は五十年目ごとになります。
「年忌法要」は、宗派や地方によって異なることもありますが、一般には一、三、七、十三、十七、二十三、二十七、三十三の八回で、以後は代々の御先祖と一緒に、お彼岸やお盆にまとめて供養するというケースが多いようです。
法事の手順
法事をつとめるには、日時や場所をきめます。
日時は正しくは故人の命日です。都合によって変更するときは命日当日より遅くならないようにします。一日過ぎても法事の意。
日時は正しくは故人の命日です。都合によって変更するときは命日当日より遅くならないようにします。一日過ぎても法事の意。
香典
香典は通夜か告別式に持参します。
香典袋にはフルネームを書き、そして金額と住所も忘れずに書きましょう。また表書きは故人の宗教に合わせます。
- 仏式「御霊前(※1)」「御香典」
- 神式「御玉串料」「御神饌料」
- キリスト教のカトリック「御ミサ料」
- プロテスタント「御花料」
宗教が分からない場合は、共通して使える「御霊前」が良いでしょう。
香典は袱紗に包んで持参します。
※1 仏式では、亡くなって49日までが「御霊前」、49日法要から「御仏前」です。
香典を連盟で包む場合
順番は目上の人が右で、表書きに書く名前は3人までとします。
4人以上の場合は「○○課一同」などと書き、全員の名前を書いた紙を同封します。
一緒に名刺を渡す場合
名刺は左下角を折って渡します。
数珠
数珠は仏式の礼拝に用いられます。一般会葬者は特に持つ必要はありません。
宗派により種類や用い方が少しずつ違いますが、会葬者は自分の宗派の使い方をしてもかまいません。


